相続人に借金があるとどうなる?
“代襲相続”と“債務の相続”の注意点をわかりやすく解説
相続には「財産」だけでなく、「借金」も含まれます。
また、相続人がすでに亡くなっていた場合には「代襲相続」が発生することも。
「相続人に借金があると相続分はどうなるのか?」
「代襲相続で孫が相続人になるって本当?」
「借金を引き継がないためにはどうすればいいの?」
この記事では、実務でよくある混乱ポイントを中心に、
代襲相続と借金(債務)の相続に関する注意点をわかりやすく解説します。
代襲相続とは?|基本のしくみと発生条件
代襲相続(だいしゅうそうぞく)とは、
本来相続人になるはずの人が「死亡」「相続欠格・廃除」などの理由で
相続できない場合に、その子どもや孫が代わって相続する制度です。
📝 具体例
- 父が亡くなり、本来相続人である長男もすでに死亡していた
→ 長男の子ども(被相続人から見て孫)が相続人になる
📌 ポイント
- 代襲相続が認められるのは直系卑属(子・孫)に限る
- 兄弟姉妹の相続では、再代襲(甥・姪の子など)は認められない
相続するのは“プラス”の財産だけじゃない|債務(借金)も相続される!
相続は、財産だけでなく借金やローンなどのマイナス資産も含めて引き継ぐことになります。
🧾 よくある債務の例
- 金融機関の借入(住宅ローンなど)
- クレジットカードの未払金
- 個人間の借用書による債務
- 未納税金、医療費など
📌 代襲相続人(たとえば孫)も、債務を含めた遺産全体を引き継ぐことになります。
借金の相続を防ぐには?|「相続放棄」と「限定承認」
① 相続放棄
→ 一切の財産・債務を相続しないことを家庭裁判所に申述する制度
- 期限:相続開始を知ってから【3か月以内】
- 相続放棄すれば、その人は「最初から相続人でなかった」扱いに
② 限定承認
→ 相続財産の範囲内でのみ債務を引き継ぐ制度(超過分は支払わなくてよい)
- 相続人全員が協力して申述する必要がある
- 手続きが複雑なので、専門家の関与が推奨される
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よくある誤解と注意点
❌ 借金がある人は相続できない?
→ 借金の有無で相続権が失われることはない
❌ 借金を知らなければ引き継がない?
→ 相続放棄をしなければ、自動的に債務も相続するリスクがある
❌ 代襲相続なら借金は関係ない?
→ 代襲相続人も、相続する場合は借金を含めてすべて引き継ぐ
✅ まとめ|相続人・代襲相続人が注意すべき3つのこと
- 相続人の死亡・借金の有無は早めに確認する
- 代襲相続が発生する場合は、遺産内容も再チェック
- 借金が不明な場合は“限定承認”や“相続放棄”も検討
💬 専門家からのアドバイス
借金や代襲相続が関係する相続は、特に手続きが複雑になりやすいため、
一人で悩まず、司法書士・弁護士などの専門家に早めに相談することをおすすめします。
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